体験談

2人目は逆子でした

W.N.

前略

日浅先生、スタッフのみなさま、先日は大変お世話になりました。おかげさまで、私も巧深(たくみ)も元気に過ごしています。先生方も新しい生命の誕生を見つめて、忙しい毎日をお過ごしの事と思います。

さて、今回のお産をふり返ると、良く頑張った、最後までやりきる事が出来た、という充実感でいっぱいになります。妊娠後期に逆子になった時、またそれが下りそうにないとわかった時、うゎーどうしよう……と思いました。私の母も妹も、2人目は逆子で帝王切開だったからです。けれど、先生や看護師さんたちの、「大丈夫、2人目だし、下から産めるよ」という言葉を聞いているうちに、何とかなりそうだという気がしてきました。最初はどうして逆子になったんだろう、何がいけなかったのかなと理由ばかり考えていましたが、なったものは仕方ない、今出来る事(ヨーガや散歩)を少しずつでもやって行こうと前向きな気持ちに早く切りかえる事が出来たと思います。

上の子の出産の時と違って、陣痛も冷静に受けとめられたように思いますし、生まれてこようとする赤ちゃんとずっと繋がっている感じでした。この「感じ」、そしてへその緒が繋がったままの赤ちゃんを抱っこした感触はもちろん、頭が出る瞬間の痛み(大分忘れてしまいましたが)は一生忘れ難い思い出となりました。

また、ヨーガを通じて自分の体の声を聞く事が出来るようになりました。その日の体調や疲れているところが確認出来て、気分もリフレッシュ。ヨーガや散歩で体力がついていたのか、産後も体が楽でした。これからも続けていきたいと思います。

最後に、先生、頑張るチャンスをくれてありがとう。先生、スタッフのみなさんのナチュラルバースの精神が私に大きな自信を与えました。もし、帝王切開になっていたとしても、この充実感は変わらなかっただろうと確信します。

さぁ、感動いっぱいの出産も通過点のひとつである事に変わりありません。心おきなく全力で育児戦争へと突入します。

草々

               平成16年9月    W.N.

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